2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

後悔

これから書くことを本当に届けたい人はもうどこにもいない。それでも心のなかに収めていられなかったのは、この文章を遺すことによって懺悔のかわりとし、あのときのことに縛られている自分を解放してほしいと思ったから。 * 北海道のかりん舎さんから、村岸…

ここではない、どこかへ

やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、 毎日お昼まで眠って、嵐のDVDとか観て、夕方になったら本を持って近所に出かけてしまいます。 何にも拘束されない日々が与えられるとわたしはついこういう生活になってしまう。 つまり、夜型で、ハマったものに…

文筆家・堺雅人

やっっっと読めたの!文・堺雅人作者: 堺雅人出版社/メーカー: 日本工業新聞社発売日: 2009/08/28メディア: 単行本購入: 30人 クリック: 289回この商品を含むブログ (76件) を見る ほんとは8月28日発売のはずだったんだけど、アマゾンでも扱ってないし、 HMV…

はたらくということ

今日部屋を片づけていたら、大学の恩師・古賀先生からの手紙が出てきた。 「あきさんとは往き来があるそうですね。彼女とは縁があったのでしょう」と。 あったようです。久しぶりにお酒を酌み交わしましたが、時間を忘れるほど楽しかったです。 わたしも自分…

飽和

ここのところ、重い出来事が続きまして。 別に記録して将来の自分に残したいわけではないんだけれど、 わたしのちっちゃい頭のなかで処理するには大きすぎて抱えきれなかったので 外に出してしまいます。 でもあらかじめ言ってしまいますが、もう大丈夫です…

悲しむべきこと、悔やむべきではないこと、なんかもういろいろありすぎて、 ふと気を抜くと涙があふれそうになるんだけど、もはや何に対して泣いているのかわからない。 東京に戻ってきたくない、と思ったのは初めてだった。 けど、奈良にいたいわけでもなく…

うわ

そっちか! やられた…。ヒロシめ。(少し変わった子あります、のお話。) 叙述トリックというやつですね。スカイクロラも『そして二人だけになった』もこの手なんだけど、今回は「女の子」が全員同一人物なんだと予想してたので、最後に女将が「磯部先生、あ…

間を満たすということ

森博嗣はやっぱりすごい。 長めに引用していい? 会話をしなくても、充分に間を持たせることができる。これはしかし、茶道などにも通じる感覚かもしれない。おしゃべりをする必要がない。無駄なコミュニケーションを排除し、時間と空間をもっと本質的なもの…

黒い気持ち

いつになく自分が苛ついて暴力的な気分になってるのがわかる。 わたしを評する人はだいたい「いつもにこにこしてるよねー」っていうんだけど、 でもたまにいる。「いつも何かに怒ってる感じがする」という人が。 ばれてるんだねぇいろいろと。 話し合いとい…