スリに遭った(たぶん)

財布がなくなった。あるもんだなー実際…。


いや、電車の中でスリが多いって話には聞いてたので、だいぶ気をつけてたつもりなんだけど、いつ盗られたのかまったく心あたりがない。というかその日めちゃくちゃ体調わるくてぐったりしてたんだよね帰り道。だからどこかの道ばたで財布を落としたのかもしれないし、ちょっとわかんない。


気づいたのが翌日昼すぎ、出かける直前だった。とりあえず仕事に行かなくちゃいけないから、まずは銀行に電話して、左手でコールしながら右手でネットから口座の状況調べた。良い時代になりましたなあ、とこんなときに思う。幸いなことに口座には不審な動きがなかったので、つながった電話でとりあえずカードを止めてもらう。それ以外、財布には大事なものがまったく入ってなくて、小学生のおこづかいみたいな小銭と、展覧会の半券ばっかりだったので、ほんとに被害は少なかった。ちなみに展覧会とか映画の半券は捨てる派。
翌日警察に行って、被害届け出した。小型辞書の後ろのページに載ってる「もしも盗難にあったら」のフレーズ集が役に立つ日が来るなんて思わなかった。というか、わたしこの日まで「財布」っていう単語知らなかったし←ひどい さんざん待たされたのち、大量の書類にサインして終わり。海外旅行保険で財布代くらいは戻ってくるかもしれない。


今回の教訓。財布とNavigo(Suicaみたいなパスカード)と家の鍵は別々に持っとくべき!Navigoと鍵さえあれば、ひとまず家に出入りできるし、仕事とか銀行と警察に行ける。現金はちょっとくらいなくなってもしかたがない。どうしたって戻ってくるわけないもの、あきらめがつく。


そういうわけで、我ながらあっさりしてるけど、まあパリの洗礼の一環だと思えば全然。わたしのまわりの人は高確率で路上強盗に遭ってるので、そっちのほうがだいぶ怖い。みなさん気をつけましょうね。