テーマソング出し

誰にも訊かれてないけど、ここ数ヶ月のテーマソング遍歴を書いてみようか。

5月〜6月:beautiful glider (bump of chicken)
----------6月中旬 来仏----------
7月:Beautiful World (嵐)
8月前半:はじまりの日 (スガシカオ)
8月中旬:R I P (bump of chicken)
8月後半:この時期ぐっちゃぐちゃに聴いてた。スライ&ファミリーストーン、リトル・ミルトンとかブルースのコンピ、スピッツ
    あと先輩たちの歌 。plactic air groove、もちべーこんず。
9月前半:スターマイン (the bitters end)
9月後半:サバイバル (GLAY)


いろいろアレだけど別にはずかしくないし!(強がり)


しかし前半、ビューティフルすぎるな。バンプのbeautiful glider と嵐のBW、それに堺さんのビューティフルサンデイを入れたらわたしの三大ビューティフルが完成します。でもbeautiful gliderは特別。


  もう答え出てるんでしょう どんな異論もあなたには届かない
  もう誰の言う事でも 予想つくくらい長い間 悩んだんだもんね


会社の業務引継ぎと、自宅の荷物の整理の合間の通勤時間に聴きながら、自分で自分の背中押して空に見送ってるような感覚だった。ほんとは結構怖かったんだよ。震災後、間もなかったのもあるし、こっち来てからどうするんだっていうのも何にも決まってなかったし。beautiful gliderには、その「怖いけど飛び立つんだ」っていう感じがあって、今でもあのアルペジオ聴くと泣きそうになる。


あと、はじまりの日は、スガさんのなかでもかなり好きなんだけど、意外とこっち来てしばらく経ってから聴いた。あの後先考えてない、とにかく「前へ前へ前へ前へ」っていう逃避行感に、無条件で胸が掻き立てられる。午後のパレードとこれは双璧。


スターマイン。あの曲聴くと、仕事帰りに飯田橋で乗り換えるときの風景を思い出す。スターマイン聴けるようになったっていうのは、たぶんこっちの生活が "日常" になってきたってことだと思う。今は帰り道にサンラザール駅始発のRER線でよく聴く。疲れてるときに聴くと心にしみるね。その前にめちゃくちゃいろんなの聴いてたのは、スガさんのシュガーレスIIから派生して、ライブ行きたい欲が爆発したからだと思われ。スライはスガさんのルーツのひとつ。ブルースはバンプ


サバイバルは、たまたま久しぶりに聴いたらリアルタイムで聴いてたときと全然聞こえ方が違って、すごい新鮮だったので。高校時代のGLAYの思い出はそのままわたしのミューズ(男子)にあてはまるから*1、曲だけはめちゃくちゃ聴いてたけど、当時TAKUROさんが何を考えてたかとかあんまり追ってなかったんだよ。でも99年って、わたしがひとりで生きなきゃって思い始めた年でもあるし(そしてオーストラリアに行った。今と思考回路が変わらない)、GLAYにとっても張力が限界まで張りつめてた時期でもあったんだよね。それに99年の彼らって、今のわたしと同い年。
「絶望も極上のスパイス」「悩みは多いほうが退屈を埋めるよ」今なら、そんなわけはない、と思う。絶望も悩みも、無いなら無いに越したことはない。でもそうやって言葉にして自分に言いながら、自分のことを鼓舞してたんだろうなって思うようになった。という風に考えるのは、わたしが今そういう時期だからだろうね。バイタリティとかサバイバルとかの言葉を、一日一回カンフル剤みたいに飲み下さないと心が持たない。





あーでもこうして見ると、beautiful gliderもはじまりの日も、夜明け前に飛び出して戻ってこないパターンの歌だな…

*1:cf.Neverland