カオス

今週と来週は新しい授業が大量にあって、個々の授業のレベルや進捗度の把握とその準備で、スケジュール帳がもうカオス。授業のオファーも全部フランス語で言われるからめっちゃ大変。毎晩次の日の授業準備で精一杯で、2日以上先のこと考えられない。


でも、フランスで日本語教える仕事、わたしには合ってるのかもしれない。人間を相手にする仕事だから難しいし、毎回反省することばかりだけど、不思議と疲れないの。体力的にも精神的にも。今はまだお給料が少ないのでこれだけでは暮らせないけど、世の中に "仕事に行くのが苦にならない仕事"、"わたしがわたしのままで出来る仕事" というのが存在することを初めて知ったよ。(あとは"オタクがオタクのままで出来る仕事” っていうのも。わたしはまだアイドルオタカムアウトしてないけど、なんで日本語勉強してるの?って若い生徒たちに聞くと、だいたいがゲームかマンガきっかけで、たまに日本のアイドル大好きっていう子がいる。今まで会ったのは、おぐりしゅん、いくたとうま、かめなしかずや、あと、あらしみんなすき!っていう子。最後の子にゴコイチっていう言葉をそのうち教えてもいいですか。いいよね)


それに日本語教師の仕事は、デュシャンと一緒っていうのが心強い。足下おぼつかない暮らしのなかで、この職業はデュシャンも選んだことがあるって思うと、それだけで少し安心できる。今よりもうちょっと時間が出来たら、ルーアン行ってこようかな。