ふわふわ

9月は日本語教師の仕事とレストランのバイトが入り組んでて、すごい複雑なことになってる。そのうえ、出納関係も出たり入ったりややこしい。意識的に自分で自分の秘書業をしないとあたまぐちゃぐちゃ。


もうすぐ3ヶ月になるけど、いまだに異国にいることが不思議な気分になる瞬間がある。ふわふわしてて、据わりがよくない感じ。自分がここにいるという感覚が薄い。頭と身体と心が薄まって拡散してるような。たぶんいろんなことをいっぺんに薄くたくさん考えてるからだと思うけど。ひとりでいる時間が長いのと携帯電話を持ってないおかげで、考えごとする時間が増えた。良いことだと思う。っていうか、中学生くらいまでこういう生活だったような気がするし。


そういえば、体重がここ10年くらいで最小値になった。と思う。もともと体重計に乗る習慣がないので(今日はたまたま今の家で体重計見つけたから乗った)。あと、最初のころ悩んでた肌の調子が劇的に良くなった。わたしは自分の汗や皮脂で肌が負ける既往症があるんだけど、神楽坂のときの皮膚科の先生が「ヨーロッパの空気のほうが症状よくなるはず」って言ってて、その通りになった。もしかしたら睡眠たくさん取れてるからかもしれないし、エアコンなしで暮らしてるからかもしれないし、因果関係はちょっとわかんないけど。
ああでも、こっちに来てから他にも身体的なコンプレックスは減ったかもしれない。わたしは自分の顔が好きじゃないので、パリみたいにいろんな人種の人がいると、細部のコンプレックスが気にならなくなった気がする。ざっくり東洋人ってしか見られないから。おかげでメイクは薄くなった。日本のメイクってやっぱり細かいんだろうな。でもフランスの女の子はみんなちょう肌がきれいなの。そのうえ優しくて女らしいのに、人に媚びない強さがあるから美しい。どの女性と話しても、女として完全に負けてる気がする。オセアンヌでさえもすでに女だからね。ちなみにオセアンヌは萌々果と同い年です。


推敲せずに書きたいだけ書いてしまった。