ツール・ド・フランス

楽しかった!おもしろいねーじでんしゃ!


ツール・ド・フランスを知らない方に簡単に説明すると(わたしもあんまり詳しくないけど)、世界中から集まった自転車乗りたちがフランス全土を3週間かけて走るというサイクルロードレース。毎回ゴールがシャンゼリゼ大通りなので、パリの人たちは夏の風物詩みたいな感じで毎年楽しみにしているのです。毎日テレビでツール・ド・フランスのことやってて、わたしはまだ全然聞き取れないんだけど、フランスの行ったことない地域の景色見られるのがおもしろくて、ニュースとときどき生中継とで観ていました。


それで昨日初めて自転車レースっていうものを目の前で見たんだけど、ちょう速いのね!!秒速っていうか瞬速。ほんとに疾風のようだった。いつもテレビだと前からか後ろから(いいおしりしてるなーとか思いながら)しか見てなかったから、あんなに速いんだってびっくりした。あまりにも速くて動体視力がついていけなかったよ。シャンゼリゼでは最後7周するから何度も見られたので、あれがもし一度きりだったらしょんぼりして帰るところだったw それに昨日は隣で先輩が解説してくれたから「今カヴェンディシュがトップ!」とか「今飛び出してる集団ももうじきメイン集団に吸収されるよ」とか教えてもらえたので楽しめた。場内アナウンスが全部フランス語だったからねえ。わたしがもっとフランス語わかれば先輩夫婦に翻訳してあげられたんだけど。でもせめてもっと選手のこと知ってたらよかったなあって思った。オーストラリアのエヴァンスの顔が縦に割れそう(眉間の皺とケツあごで)っていうのと、ルクセンブルクのシュレク弟は雨の下り坂に弱いっていうのは覚えた。そういえばパリの人にはユーロップカー(フランスのチーム)がとびきり人気だった気がするけど、ルクセンブルクとかベルギーの旗持ってる人がたくさんいたのが印象的。あと、わたしたちの前に陣取ってたノルウェー人のグループはこのためにやってきたのかなあ。みんな縦にも横にも体格が大きくて、壁っていうか山脈のようだった。フランス人は結構小柄なので。


次はツール・ド・ポローニュっていうのが7月31日からポーランドで開かれるらしいです。それまでにもうちょっと予習しておこう。


そんな感じで、今日先輩たちはドイツにお帰りになりました。ほんと何にもアテンドできなくて申し訳なかったけれど、とても楽しい週末でした。来てくれてありがとう。キャラメルがすごいおいしかったです。