カフェ・フロール

ドイツのハイデルベルグに住む先輩とその旦那さんが、ツール・ド・フランス最終日に合わせてパリへ来てくれました。列車で3時間半で来られるんだって。陸続きで国境越えられるんだもんねえ。通貨も同じだし、EUって制度考えた人ってすごいよなあ。


サン・ジェルマン・デ・プレのカフェ・フロールへ。ここはサルトルが書斎にしていた場所として有名なカフェ。といってもわたしも初めて行ったけど。彼女とは日本でもいつも違う街で会っていたから、パリで再会しても全然違和感なかった。あいかわらず話がおもしろい。想像では、もっとわたしがフランス生活に慣れてなくて「ひさしぶりに日本の友人に会える!」っていう感じになるのかと思いきや、結局いつもと同じようにとりとめもない会話を。以前が札幌と大阪と東京の話題だったとしたら、今は日本とドイツとフランスの話題になっただけで。だけど、ヨーロッパ住まいの先輩でもあるし、語学の先輩でもあるし、完全に後輩気分でいろいろ話を聞けるのってすごい気楽^^そもそもわたしがはてなでダイアリ書くようになったのも、彼女からインターネットの世界を教えてもらったからだし。彼女がアメブロで書く人だったらわたしも今頃アメブロだったなw


飛行機雲の話。こっちに来てから飛行機雲をよく見るなあって思ってたんだけど、飛行機雲は飛行機雲用の飛行機が別にあるわけじゃないんだね。普通のジェット機なんだね。知らなかった。さっき調べたら、エンジンの排気により空気中の水分が増加し、飽和水蒸気量にまで達する場合があり、(中略)水蒸気として放出される。もともと存在する水分と合わせてこれが水滴になり、さらに高高度の低温の下で氷結して飛行機雲となる。*1 ということらしい。へー。でもこれじゃ結局何でこっちのほうが飛行機雲多いのかわかんないな。単純にパリ上空を飛行機がたくさん飛んでるからってことなのかな。
あと、こっちに来てからなんとなく思ってた「雲が違う」の件、先輩に言われて「そうなの!!!」って全力で同意。西洋絵画で描かれる雲の絵は、絵画用の表現なのかと思ったら、ほんとにああいうカーリィな雲なんだよね。それに、グリーンとかピンクとかほんとにパステルカラーが混じってるの。日本の雲がどうだったのか、わたしは雲に詳しくないからうまくいえないけど、西洋の風景画はちゃんと写実的だったんだね。何がそんなに雲の色形に影響するのかな。今度じっくり調べてみよう。


明日はツール・ド・フランスシャンゼリゼへ行って来まーす。