フランスの教育事情

昨日で職探しは一段落したけど、今日は1件進学塾講師の面接予定が入ってて、それはおもしろそうだったからキャンセルしないで聞きに行く。日本人の子どもが日本の学校を受験するための進学塾なんだけど、経営者の男性の話が興味深くて聞き入ってたら、いつのまにか8月に理科の実験することになってしまった。わたしが実験大好きって言ったばかりに 笑。いや好きだけど。じっけんけっか!ってやりたいけど。
フランスの教育事情について聞いた。毎日習い事は当たり前、そこに補習塾か家庭教師を入れるのが最近主流らしい。昔は「仕事はある程度で、たっぷりバカンス取りたい」って考えるのがフランス的だったけど、最近は「やっぱり子どもは大学まで行かせないと」って考える人たちが増えてきて、教育ビジネスが急成長中なんだって。フランス自体がそんな環境で、しかも日本人家庭で日本の学校受けようとするっていうのは、たいてい日系企業の駐在員とか外交官とかそれなりのおうちが多いらしいので、日本のお受験用進学塾の需要が高いらしい。しかしパリは他の都市と比べても家庭教師率が高くて、最大の競合は家庭教師だとか。へえ、じゃあそのうち家庭教師のバイトやろうかな←


まだ傍観者気分だからかもしれないけど、パリには仕事もあるしビジネスチャンスもあるし、ごはんはおいしいし街はきれいだし、みんなどんどん来たらいいと思う。本当に今困ってることが何もなくて、この先どこかでトラップがあるんじゃないかと逆に不安なくらい。
でも今って、東京の仕事やめて身ひとつでパリに来て、部屋を見つけて仕事を見つけて、これから働き出す直前。もしかしたら今が人生で一番幸せなときなのかもしれない。ってちょっと思ってる。6/10に退職したからちょうど1ヶ月くらいか。この1ヶ月、ただ生きるというそれだけのことが難しくて新鮮で、毎日楽しかったなあ。