セントエルモの火
どれくらい先にいるんだろう
…
僕は君に向かってるんだ
COSMONAUTを帰りの電車の中で聴いてて、いい曲だなあと思って歌詞を読んだらこういう歌だった。何度目のデジャブ。「闇のなかで何かを目印にしてそこに向かってるんだけどとても遠い」というモチーフにどうしようもなくひかれる傾向がある。恒星、灯台、鉱石、そういう手の届かない目標物。理由とか考えたことないけど、なんかわたしの細胞に備わってる切なさセンサーがピコン!って反応する。Ever lasting lieとかもこの類の歌。present from youのアコースティックバージョンの、永遠とも思える長い長い間奏とかすごい好き。
最初に聴いたスガシカオもそういう曲だった。
ぼくらが瞬間に放つ光は たとえ届かない距離でもあなたを目指す
わたしにとっての「あなた」ってなんだろうな。特定の人ではないのは確か。おそらく寓話的な存在の「あなた」がわたしにはいて、そのひとがずっと其処に在ることを信じてるかぎり、わたしはそのひとに向かってるって自分を肯定できる、のかな。わかんないけど。だから、その目標物には辿りつけないほうがいいんだろう。
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