ピカ☆ンチ


堤幸彦のお得意、ご当地もの青春ムービー2連発。




話はめちゃくちゃだけど笑った!胸をわしづかみにされたよ!
5人がかわいすぎて、観終わった後、みんなの頭をなでまわしたい衝動にかられた。


『だけど』のほうが好きかな。
Stand upもそうだけど、青春×ハレンチ×堤幸彦というセットアップが大好き。
なんか、大人になる前の男子たちがつるんでる姿に圧倒的な憧れがあるんだよね。
バカで情けなくて観てるこっちがはずかしくなっちゃうけど、一生懸命で仲間思い。
そして若者はなぜか走る走る。(お約束!)



相葉ちゃんはまたまたラブ担当なのね!
ときめくのとは別に、わたしはなんでか相葉ちゃん押しです。
いいよねぇ相葉ちゃん。女の子から手を握られそうになってとまどう顔がいい。
「あーこういう恋愛してそう」って想像させる表情をするんだもの。
たぶん相葉ちゃんは五人の中でいちばんリアルにモテると思う。
今日は昼間の「スポーツ科学なんちゃら」と「宿題くん」で二回観たけど、顔が大人になったねぇ。
しゅっとした感じ。嵐の中でいちばん顔が変わってる感じがする。


しかし『だから』のニット貴公子にはお腹よじれるほど笑った!出オチじゃん!




今回はシャッフルできないキャスティングだよね。それぞれみんなおいしい役。
にしても、さくらいさんは振り幅広いなぁ。
『だから』の屋形船のシーン、「あんな大人にならないでおこうな」って昔言ってたのに、
その大人たちの中に混じってネクタイ頭に巻いて踊ってるのをみんなに見られたところで
思わずぐっ…ときちゃった。
人は守るものができたとき、自分の気持ちを曲げて周りに迎合しなきゃいけないこともあって、
それが大人になるっていうことでもあるんだけど、やっぱりきついよね。
昔のまっすぐな自分に顔向けできないっていうのは。
さくらいさんは大学も出て今は報道もこなして、アイドルになってなくてもきちんと社会人として
やっていけた人だと思うから、彼が「大人になること」の葛藤を演じるとやっぱり深みがあるよね。




まつじゅんは…かわいい。
2003年頃のまつじゅんは、本当に奇跡的にうるわしい。目が今よりくりんとしてる。
ところで黄色い涙ピカンチも「真面目で控えめな青年」なんだけど、
演出側の人たちが素材としてまつじゅんを見ると、そういうのをやらせたくなるのかな。
たしかに、黄色い涙のずーずー弁とか、今回の七三分け(いや、八二かな)とか、
ちょっとダサさがあるほうがインパクトがあるけれど。




そういえば、周りの人にちょっとずつカムアウトすると、なぜかみんな声を揃えて
「あっちゃんなら二宮くんだと思った」っていいます。なぜ。
あ、にーのといえば。
ピカンチのキャスト紹介の文章が、それぞれ単なるオフィシャルなデータっぽくなく
きちんと愛情込もっててちょっと良かったんだけど、にーのは「クールでナイーブ」って
書かれてて、そ れ だ って思いました。
それだけ読むと芥川龍之介みたいだけど、あの仔犬みたいな容姿とセットにしたらすごく納得。
いや、何か言えるほどよく知らないけれど、『虹』や『Gimmick Game』の歌詞とか
「俺、25歳まで生きると思ってなかったから」とかいう発言を聞くと、
この人は奥深いなぁ。と思うよね。



あーもう一回観よう。