ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO


観た!!


ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO [DVD]

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勢いで購入して、今日最高のコンディションで観るために温めていたのはこれです。


すごいねーもっていくねー嵐!


派手な舞台装置と大歓声に包まれて走りつづける5人は、バカなんじゃないかと思うくらい一生懸命でキラッキラしてた。あのまぶしさって他に例えようがない。オープニングからアンコールまで、高揚した気持ちが止まらない。これってきっと奇跡なんじゃないかと思うから、もし去年あの場にいたら、もう夢から覚められなかったんじゃないかって気がする。


              *


「こんな、こんなところに来てたなんて…」


さくらいさんの歌詞*1ですが、わたしもほんとにそう思います。ペットのモモからこんなところまで来てしまいました。分け入っても分け入っても嵐。すっかり5人みんなが愛しくてたまらない。



そのなかでも思わず「ギャ!」って声を出してしまったのが、にのみやさんの、ピアノ×眼鏡…!白いピアノで、猫背で、女言葉。あのシーンだけで論文書けそうなくらい語れる。そして最後に眼鏡をとるんだよ!いいタイミングでわざと!すごい計算高さが見えるんだけど、だめだった!すいませんかんたんな脳で!



計算高さといえば、まつもとさんのステージテクニックは、隙がなさすぎてあっけにとられるね。どうして脱ぐの!*2どうして指をなめるの!*3ウィンクしたり、「お前ら!」って煽ったり、目をつぶって歌い上げたり、女子が喜ぶツボを知りすぎてて戦慄が走ります。アイドルって恐ろしい。
でも、あの子はしっかりしてるねぇ。バックステージのドキュメンタリー観て、感心してしまいました。わたしはドラマから入った人間なので、コンサートの構成やってるとか知らなかったんだよね。他の4人が国立競技場の感動に浸ってるときも会場のチェックに余念がないし、質問も指示も堂々としてる。あの子はエンターテイメントの世界に生まれるべきして生まれた人だね。



まつもとさんのあの肉食性を含め、嵐は本人の特性とグループ内の立ち位置とのバランスが秀逸だと思う。いちばん年下のまつもとさんがコンサートを仕切ってて、いちばん背の高い相葉ちゃんがいちばんやんちゃで、いちばん知的なさくらいさんがいちばんいじられてて、いちばん複雑な思考を持つにのみやさんがいちばんおしゃべりで、いちばん話すのが不器用なおおのさんが圧倒的にダンスも歌もうまい。
(あれ、相葉ちゃんだけが相葉「ちゃん」だ。無意識のうちに特別扱い 笑)



そうして10年かけて国立競技場2Daysまで昇り詰めてきた嵐だけどさ、アンコールの最後の最後、噴水と雨でびしょびしょになったステージで、転げ回って遊んでたね。まるでワックスがけした廊下で滑る小学生男子 笑。きっと、あの5人の後ろには、いくつもの会社の社運と何十億っていうお金が動いてるんだと思う。でもそのプレッシャーを背負いながら、子どもみたいに全身で遊びたおすあの光景が、まぶしくて仕方なかったよ。



今年の国立競技場は、行けないだろうなぁ。チケットが手に入らないでしょう。…あ、ふつうに行きたくなってる自分がちょっとはずかしい。えーと、最後の砦はまだ守り抜く所存!人生二度目のJファミリークラブはやだ!

*1:Hip Hop Boogie

*2:じゃあNakedやればよかったじゃない!ちょっと観たかったんだから!

*3:Re(mark)ableのは演出かと思ったけど、アンコールで「あ、素なんだ」と気づいた