伏線張っておく


恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫)』、読了。
苦手だったVシリーズが初めて好きになった。
へっくんがいなくても。
トリック自体は判りやすすぎる。あれしか考えられないし。
それよりも、誰のどういう思惑であんなに複雑なことになったのかが面白い。
しかも犀川や萌絵と違って、誰も謎解きしようとしない。
紅子さんでさえ優しい嘘をつく。そして紅子さんも知らないことがある。
みんな自分の思うようにしか起きていることを把握できないものなんだ。


そろそろ、自分がしたいことを絞らなければいけない。
アートからブックデザインへ、それから広告へとだんだん実務的なほうへ移動してきて
(興味がというより考えている時間が)、
広告おもしろいなと思い始めたところだけれど、
ずっとこんなにシビアな場所にいられる気がしない。


今日久しぶりにどっぷり英語を聞いた。
これと同じレベルのフランス語を聞き取れるかどうかと考えると、比較にならない。
受験勉強は無駄に無駄ではなかったみたいだ。
がんばろう。




願うらくは、このエントリーが伏線となるように。