揺れる想い


good design companyで採用募集の案内が出るたび、ちょっと揺れる。
わたしでは絶対無理だから最終的には自分をなだめるんだけど、
万が一ってこともあるんじゃないかとか、
記念受験みたいなのもありかしらとか、毎回考えちゃう。
これが昇るべき「階段」なのですか?水野さん。


この感情、何かに似てると思ったら、スキな人に告白する前みたいだ。
「好きだけど振られるの怖いし、告ったらもう前みたいには話せないし」みたいな。


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5月。
森博嗣にはまったのが去年の今ごろだった。
この陽気に誘われて、最初に読んだ「笑わない数学者」を再読。
犀川せんせいのキャラクターがちがうねぇ。
刊行が後になるにつれてそっけなくなる犀川に慣れさせられてたから、
こんなに前のめりに質問する犀川は新鮮すぎる。
わたしはしゃべらない彼が好きですよ。
心ここにあらずって感じで考え事をしている犀川を見るのが好き。


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さあ、ゴールデンウィークだ。大事に生きたいと思います。