ジョーカーの謎(つづき)


どっくんのちょんまげぷりん観てきた!おもしろかったー。25歳貧乏旗本モラトリアムな設定とか、ちょんまげ×パティシエコスとか、どっくん×福ちゃん(子役)とか、見どころいっぱいごちそうさまでした。なによりあの子、あらためて思ったけど笑うとほんとかわいくて、きゅううんって胸が締め付けられるのな!どっくんはわたしの中で「すごいシャイなんだけどはにかんだ笑顔がかわいい年下の親戚の子(最近就職した)」ポジを確立しました。もう他人とは思えない。

そのどっくんフィーチャーの第6話がもうすぐですね。早く観たい。昨日友達に「マイガールは毎週だとつらくて、ジョーカーは待ち遠しいっていうのは、何がちがうの?」って訊かれて、考えたことなかったから答えるの難しかった。あえていうなら、さかいさん、ああいう感じでのんびりのびのびしてるから?体力的にきついとか精神的に重い役とか、そういうの引きずらないみたいで、行雲流水の心でなんでも受け止めちゃうっていうか、柳みたいにしなやかで耐性があるっていうか。たまに風邪引いたりおなかこわしたり痩せたり太ったりしてるけど、それすら人体実験みたいで楽しそうだもの。

はっ、気づいたらじたんじまんになってた。ん、じたん?まあいいや。(あいばにもじたんって使ったことないよ)


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さてさて、もう明日火曜日ですって!先週のジョーカーエントリで「(*’◇’)<はて?」な謎をリストアップしたけど、あれは考察にもなってないし、そこから仮説考えるの進んでないし、早く書かなきゃ明日になっちゃう!ってことで今つづき書いてます。

ところで5話見直してたら、初見で見落としてた大事な伏線いろいろ出てきた。夏樹さんの回想シーン、伊達さんと冴子さんのドギマギに気をとられてたけど、あのくだりきっと重要だよね?

夏樹「こいつ…井筒さんにネタ流してた情報屋だ」「このヤマ、ただのチンピラの喧嘩じゃないからな」
伊達「宮城、お前俺たちに何か隠してないか?」
夏樹「お前は関わるな。お前に何かあったら、冴子が悲しむ」

あとこの回想シーンは、冴子さんが夏樹さんの事件の究明話をあすかちゃんに持ちかけてるんだよね。なんで伊達さんじゃないんだろうね。気になる。


それから、先週のテレビジョン(堺さんどっくん杏ちゃん表紙)で特集組まれてて、企画の立松氏がなにやら匂わせたヒントを出してくれてましたね。一通り抜粋。

「最終回までに伊達自身の“完結感”は描きます」
「資金源や仲間の有無は、今後明らかになります」
「終盤に向けての久遠の行動には注目ですよ」
「今後、伊達の裁きに気付く者や伊達と対峙する人物が登場してきます」
「『お前に明日は来ない』。最終回でこの台詞がどのように使われるのかも注目です」


そういえば5話のラストは、あすかちゃんが夏樹さんの事件を調べてて「あれ、井筒課長の次のページがなくなってる…」その後ろに井筒課長の姿が!ってところで終わってたけど、あれはさすがにミスリーディングだよね?そのページは冴子さんとかが持ってったんじゃないの。


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では、ここからが仮説ね。(わたしは直感的にひとつの答え導けるほうじゃないから、ひとまず思いついたとこから書いてみて、行き詰まったら別の解を考えることにします)


【仮説1】夏樹さんを殺したのは三上さん説
「どうして、あなたが」って夏樹さんの最期の言葉。あなた、に当てはまるのは、今のところ井筒課長か元刑事の三上さん。もし三上さんだとすると、その動機って伊達さんのためだったりして。家族を殺された三上さんには、伊達さんがたったひとりの息子みたいなものだから。たとえば、伊達さんがどこかで実行した最初の「制裁」に気づいた夏樹さんを放っておくわけにはいかなくなって、三上さんが殺した、とか。それで「お前は手を汚しちゃいけない」っていって、それ以来伊達さん麻酔銃実行→三上さん搬送、っていう振り分けになったのかな。あ、そうすると、夏樹さんが「こいつ、井筒さんにネタ流してた情報屋だ」っていってたあの人を制裁したのが伊達さん?
でもなー。夏樹さんのときのあの殺し方、すごい殺意を感じるんだよね…。三上さんが伊達さんをかばうためってだけでは、あんなナイフを上に向けてギリギリ刺すような殺し方しないと思う。あっそうか、もうひとつバリエーションを思いついた。


【仮説2】三上さんの家族を殺したのは、夏樹さんとあすかちゃんの両親説
三上さんがあの事件の真犯人ってことで絞るとすれば、三上さんがあんなに殺意を持って殺すとしたら、家族が殺されたことと絶対関係があるんじゃないかと。そうすると、もしかしたら夏樹さんとあすかちゃんの親が三上さんの家族を殺した?うーん、だけどそれだと、そんな人の子どもたちが揃いも揃ってあんなに一所懸命で純粋な刑事に育つ理由がわかんないよなあ。


【仮説3】黒幕は久遠くん説
今の登場人物のなかで、久遠くんだけが一連の事件と直接関わりがないんだよね。でも立松氏の「終盤に向けての久遠の行動には注目」を受けて考えると、久遠が関係しそうなのって、25年前の伊達少年の事件かなあ。その前の、三上さんの家族が殺されたときは0歳だったわけだし、犯人につながるヒントが現在のところほぼないのでこっちは保留。25年前のあの事件のやくざさんは、まだ生きてるんでしょ?とすると、久遠はその人の息子だったとか。その人が警察病院に入ってしまったからお母さんから虐待を受けて、それでほんとは伊達さんのことをずーっと憎んでた、でも実際会ってみたら、伊達さんはぽやんぽやんしててキュートでかわいくてやさしくて(以下略)、その上どういう理由だか、法で裁けない人間を制裁する裏の仕事をしてるんだけど、すっごい哀しそうな顔で撃つし、一緒にいる間にだんだん嫌いになれなくなっちゃった、っていう。あ、この展開、俺得すぎるな。わんこみたいに濡れた目でさかいさんを見つめるどっくんがちょうすきです。


【仮説4】黒幕は警察組織説
今んところ、いちばんまっとうに考えるとこれだよね。伊達さん実行→三上さん搬送→FBI的な組織が犯人たちを孤島に幽閉→警察が動かないことを不審に思われないよう井筒さんが渉外。そうすると、「『お前に明日は来ない』。最終回でこの台詞がどのように使われるのかも注目です」の答えは、伊達さんが自分に向けて言うのかなあ…。自分は一度人を殺そうと思った人間だから、手を汚しても構わないと思ってたけど、あすかちゃんとか冴子さんとか、それを知って泣いてくれる人がいるって知ったら、もう堂々と生きてられなくなって。「もう、止められないんだ…」ってそれは成瀬先生だけど、大事な人ができると人は弱くなるよね。だから最後は自分の手で終わらす…とか。ただ、伊達さんの場合は私怨じゃないんだよね。それがわかんないんだよあの人。りょうさんにもわたしの友達にも「あの人何考えてるかよくわからない」って言われるわけだよ。


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うー。ほんとわたし、想像力ないな。。。どれも、局所的には説明できてても、全体像がつかみきれてない。書いててわかったけど、三上さんの事件と夏樹さんの事件がどう関係してるのかがキーな気がする。まあ6話みたらまた予測が変わるんだろうけれど。あ!7話がすごいおもしろそうで期待大!ジョーカーブログによると「伊達さ〜ん!!」って感じらしいけど、なんだろね。封印してきた少年期のことえぐられるような事態に直面するのかね。やばい、ぞくぞくする。1話のころは「このストーリー、つらい展開にしかならないじゃないか…」って打ちひしがれてたけど、今じゃふんわりにこにこの伊達さんが裏でどんだけ苦しんでるのかと想像すると滾るしかない。しかも7話から忍成くんでるんでしょ。明日も楽しみだし来週も楽しみ。あ、リップと堺さんの対談@僕らの音楽もあるし、ビストロ局長総長共演も!今週来週はジョーカー充だな!!